千円走り放題恐るべし。
吉野郡天川村といえば、世界遺産に登録されています大峰奥駈道があり
林業が盛んな吉野の地です。
ぜひ、祖父から譲り受けた山の木で、宮内さんに家を建てて欲しいと
嬉しい依頼を頂き、実際家造りに使うための木を選びに吉野にいって来ました。
いや〜楽しみですな、結構良い木が多くほとんどが伐期を迎えており
樹齢も80年生以上、今年の秋に伐採し、葉枯らし乾燥のあと水中乾燥します。
こういう、木の皮がこんなに網目状になった奴って目も細かくって
木目も綺麗なんですよね。
今から材木になったときの美しさが目に浮かんできます。
あ〜楽しみ〜
ご先祖様から譲り受けた山を一日中見て廻りその他の山の状況を見た後で施主のMさんが、「木をもらえる代わりに曽祖父から課題を与えられましたね」と今の林業や山の現状を痛切に感じておられました。
家造りは、ここから始まってるんでしょうね。この木の芽が育ち、
80年以上も後の子孫たちの家の木になるまで何代にもわたり育て受け継いでいく
今回も大工としての責任と家造り奥の深さに改めて気づかされた一日でした。