以前ここに建っていた家に使われていた土に藁をたっぷり入れ練り直してねかしていた再生土と
別の場所でこれまたたっぷりと藁を入れて寝かしていた新しい土です。
手前の茶色い色の土が新しい土
奥のグレーなのが再生土
それを、左官屋さん特性の鉄の桶に入れて、ユンボで混ぜます。
すると
こんなに粘りっけのある素晴らしい荒壁用の土になります。
170年間家の壁になっていた土がこれでまた新しい家の壁土になりました。
この再生能力、素晴らしい日本の土壁、ビバ土壁!!!
それを左官屋さんが丁寧に壁につけていきます。
表裏を軽く乾かしながら交互に土を塗ったあと時間をかけて全体に良く乾かします。
するととっても素敵な壁になってくれます。
つづく